第93回 春はやての遠足「モリムラヤスマサに囲まれ、モリムラヤスマサを囲む」
日程
- 2025年3月22日(土)
場所
- モリムラ@ミュージアム(大阪市住之江区北加賀屋5-5-36 2F)
案内人
- 木下直之(静岡県立美術館)、大槻晃実(芦屋市立美術博物館)、作花麻帆(西宮市大谷記念美術館)
開催趣旨

森村泰昌は1985年の《肖像・ゴッホ》でデビューして以来、一貫して「他人」に扮してきた。
古希を過ぎてなお、それをやめるつもりは毛頭なさそう。この世を去るまでやる気だ。
2018年には、生を受け、育ち、決して離れようとはしない大阪に、誰に頼まれたわけでもなく、自力で、モリムラ@ミュージアムを開いた。
森村いわく、「美術館」というよりは、むしろ「美術館の実験室」。
「美術の」ではなく「美術館の」であることにご注意。そこでは、自らプロデュースした展覧会を重ね、このたび、めでたく第10回展を迎えた。
題して、「私」の「タニン」、「他人」の「ワタシ」。「私=森村」が「タニン」に扮する作品と、「他人」が撮ったり描いたりした「ワタシ=モリムラ」が並ぶ展覧会とのこと、そこに、私たちにして他人たち文化資源学会員も乗り込んで、モリムラヤスマサに囲まれ、モリムラヤスマサを囲むひとときを持ちたいと思う。
撮ったり描いたりはしなくとも、語ったり語られたりすることはできるだろう。




行程
14:00 モリムラ@ミュージアム集合
「私」の「タニン」、「他人」の「ワタシ」。
14:10ごろから、モリムラヤスマサに囲まれ
15:10ごろから、モリムラヤスマサを囲む
